◆megumi’s blog◆

クラリネット奏者 伊藤めぐみの気ままなブログ。 HP→http://clarit.omegumi.com/

謹賀新年 2016

明けまして、おめでとうございます!!!

大変ご無沙汰しております。このブログを楽しみに覗きに来て下さる皆さま、しばらく更新が滞ってしまい、すみませんでした!
理由は…、

実はこのブログとホームページを作った時から使っていたパソコンが、昨秋についに壊れてしまい、12月の暮れまでずっとパソコンなしの生活を送っていました。
携帯から書くこともできるじゃんっ!と言われそうですが、いつも家でパソコンの前に向かえる時にこのブログを書いていたので、しばらく放置状態になってしまいましたm(._.)m

ようやく新しいパソコンを入手し、ホームページの更新もできました!演奏会情報など、2016年最新のコンサート情報を載せています。

前のパソコンはかれこれ8年程使っていました。フランスに持って行った白いTOSHIBAのノートパソコン…。フランス語に早く慣れるために、日本語環境を断ち切っていた時期もありましたが、このパソコンにはその時思っていたこと、考えていたことなどを自分用の日記として寝る前にいつも日本語で書き綴っていました。
もちろん、データなので、その日記自体はポイッとUSBで転送できてしまうのですが、一緒に旅を続けてきた愛着のあるパソコンが瀕死状態で立ち上がらないのはちょっと悲しかったです。
でも、さすがに仕事上不便なので、買い換えました。。心機一転、いろいろと張り切って参りたいと思います。

相当気ままなブログですが…^^;今後とも◆megumi's blog◆をどうぞ宜しくお願いいたします!








次回のブログで、演奏会のお知らせをしますね。

la fin de l'été

暑い暑い夏も少しずつ終わりを迎えようとしています。
7月に梅雨明けしてから連日真夏日が続き、お盆前後は本当に暑かったですね。

今年の夏は私にとって、今までとは少し変わった夏の過ごし方となりました。
というのは、おそらく小学生以来?コンクールも講習会も、海外で過ごすこともない夏となりました。
思い返せば、中学で吹奏楽部に入ってからは夏と言えばコンクール!!コンクールを受けなかった年はあちこちの講習会に参加したり、マスタークラスを受講したり。
今年はというと、自分の生徒がクラリネット協会主催のコンクールを受ける事になり、また別の生徒も大学受験を控えているということで、自分がレッスンをする事のほうが多く、初めて私主催のおさらい会を都内で開いたりもしました。
コンクールの日はお休みだったので予選も本選も聴きに行きましたが、かつて自分自身が出場した事のあるコンクールに自分の生徒が出ているというのは不思議な感覚でした。20歳以下の若い人のためのコンクールで、審査員には同年代の方が何人かいたのもあって、世代の移り変わりを感じずにはいられませんでした。
これからさらに音楽家としての責任感をもって、また自分自身の向上心も忘れずに頑張っていきたいと思います。

さて来週はもう9月。新学期という事で、また音教公演も再開し、色々と慌ただしくなってきます。(音教以外の公演情報はホームページの演奏会情報に載せました。)
音教については12月まででざっと50公演を超える感じですが、一つ一つの出会いを大切に、どの本番も演奏をしていこうと思います!

ところで、まだ夏が終わってない気分の人達も…。吹奏楽コンクール、地元の東海地方は例年より遅く今月末に東海大会があります。全国大会への切符をかけた熱い大会。この夏必死で練習してきた成果が舞台上で発揮できますように…!
陰ながら応援したいと思います!

La scala di seta

前の書き込みから一カ月以上経ってしまいました。
ホームページの演奏会情報を更新しておらず、すみません…。(今週中に編集します!)
うっとうしい梅雨の季節ですが、暑さは少し和らぎましたね。
音教シーズンもピークです。連日の本番で子供たちの元気な歌声から元気をもらっています。

ちなみに、先週日曜日は若い芽αコンサートでした。
若いソリスト達の演奏はもちろん素晴らしかったのですが、最初の曲の「絹のはしご序曲」では新入団員のオーボエ奏者大庭さんがこれまた素晴らしいソロを聴かせてくれました。
本人は相当緊張してたそうですが…終わった後は観衆も私達もブラボーの拍手でした。
もう一人の新入団員ファゴット奏者の柿沼さんも実は、オーボエや弦楽器の駆け抜けるようなメロディーの裏でこれまたとんでもなく大変な刻みを延々と(しかも淡々と)やってのけていました。
本当に頼もしい2人です。
木管楽器2人ずつの、計8人。親と子くらい歳が離れているパートもありますが、皆仕事でもプライベートでも仲が良く、それぞれのキャラクターも個性的で、本当に楽しい仲間達です。
夏まであと少し、今月の音教は勝浦市四街道市などをまわります。
18日には市川市にて青島さんのコンサートも!これは個人的にすごく楽しみです。

今月も頑張ります!

la semaine de l'Allemagne

新緑の季節です。
さわやかな…と言いたいところですが、最近は暑いですね。
まだ梅雨入り前なのにすでにこの暑さだと、夏はどうなることやら。。

さて、この時期は音教の季節でもあるので、最近はあちこちの学校にもお邪魔しています。
朝9時前には現場に着いて音出しを始め、午前に一回本番、移動して午後別の学校で本番、と、大抵2回本番があります。
毎回場所もお客さんの人数も変わるので(二、三百人くらいの時もあれば多い時は千人超える時も…)、響きを確認しながらベストを尽くして演奏する日々です。

そして今週は定期演奏会があります。オールドイツプログラムです。

2015年5月31日(日)14:00開演 習志野文化ホール
<財団創立30周年記念事業 第97回定期演奏会
指揮:飯守 泰次郎 ピアノ:津田 裕也
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルグマイスタージンガー前奏曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58
ブラームス交響曲第1番ハ短調作品68

指揮は飯守泰次郎先生。またご一緒出来るのがとても嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします!

春うらら

いよいよ4月。あちこちで満開の桜がとても綺麗です。

明日は名古屋で「春うららコンサート」。
久しぶりのソロコンサート。そして久しぶりの地元でのコンサートです。
ご来場お待ちしています!

3.11

4年目の3.11を迎えました。

東京で暮らしていると、あの日あの時テレビや新聞で見た出来事は本当に現実世界で起こったのだろうか、とふと思ってしまう事がありますが…。

昨年、何度か仙台に行く機会があり、ある日楽団員の方にお願いをして、まだ被害の爪痕が残っている海沿いに車で連れて行ってもらった事があります。
知らない場所の知らない風景。波が押し寄せる海岸。堤防。そして目の前に広がる荒れた草原。人はほとんどいません。
しかし、その方が海の方を見ながら静かに「ここには以前、まちがあったんだ」と話した時の事を私は一生忘れません。それは、言葉にもならない衝撃でした。
車から見えていた草原は、車を降りた後立ち止まってよく見たら建物の基礎部分が残っており、所々に旗も立っていました。
海辺には、震災後に建てられたと思われる白い大きな菩薩像が私達を見下ろしていました。遠くの沖では、クレーン車がせかせかと動いていて工事をしているようでした。
その後、場所を移動して祠のある小さな高台に登りましたが、あの風景をどうして忘れる事ができるでしょうか。

その時私に出来たことは、その祠の前で手を合わせ、祈ることだけでした。
耳に残るのは、海風の強い音、打ち寄せる波の音、無機質に響く工事の音。
あとは、何もありませんでした。

あそこに住んでいた人達が今もどこかで元気に暮らしている事を願ってやみません。

震災を決して忘れない。
今、自分に出来る事は何か?考えながら、一日も早い復興と平和を心から祈ります。

concerts au printemps(東京・千葉・名古屋)

今日から2月。
1月はニューイヤーコンサートのあと音教や指導の仕事が休みなく続き、慌ただしく一年の12分の1が終わりました。
「時は金なり」というコトワザがあるくらいなので、時間は何より大切に使いたいと思う最近です。(歳かしら…?)


さて、今後の演奏会をまとめてお知らせします。

まずは2月6日。文化庁メディア芸術祭というイベントの中で、以前ご一緒した福島諭さんの作品「バンドル・インパクター(BUNDLE IMPACTOR)」の再演を行います。
共演者は前回と同じくクラリネットの櫻田はるかさん、オーボエの山口裕加さん、サックスの濱地潤一さん。そしてもちろんコンピューターが加わります。
毎回、コンピューターでデジタル処理した音楽が変化するので、今回はどのような演奏となるのか、非常に楽しみです。(詳細はHPの演奏会情報をご覧ください。)

それから2月20日。「吹奏楽」で「第九」…という、最初話を聞いた時は「えっ?!」と思ってしまったブリッツフィルハーモニックウインズの演奏会にエキストラで出演します。先日、楽譜を受け取りましたが、見ると全楽章inB♭で書かれていました。
通常オケではA管も使うのですが、そうですよね、吹奏楽ですもんね…。会場はミューザ川崎シンフォニーホールです。

3月にはニューフィル千葉と仲道郁代さんによる<春を呼ぶ名曲コンサート>もあります。
また、アンサンブル・ノマド定期演奏会にもゲストで参加します。

最後に、久々の名古屋での演奏会のお知らせです。
4月3日に宗次ホールにてランチタイムコンサートにピアノとのデュオで出演致します。
1時間ほどのコンサートですが、聴き馴染みのある素敵な名曲ばかりを集めたコンサートです。
平日の昼間…なので、社会人の方には厳しいかもしれませんが、お時間がもし合えば是非!
学生達はきっと春休みなので生徒さん達には是非足を運んでもらえたら嬉しいです。


例年この時期はオーケストラ編成の企画よりも、ソロや室内楽、現代曲の機会のほうが多いような気がします。
そして本番の数もこの時期はそれほど多くはないのですが、逆にいえば自分の時間に余裕があるので、練習&運動&研究の続き&新しい挑戦…!など、色々取り組んでいきたいと思います!