◆megumi’s blog◆

クラリネット奏者 伊藤めぐみの気ままなブログ。 HP→http://clarit.omegumi.com/

petite pause

ご無沙汰しています。
桜の写真の載せた前回のブログからはや数か月…。あっという間に夏になってしまいました。


ゴールデンウィークあたりからずっと本番の連続だったのですが、ようやく一区切りついたというか、嵐の前の静けさというか…、気分的には再スタート直前です。

ほんの3年前くらいは、一日2回本番とか、それが3日連続だったりすると、かなりヒーヒー言ってた気がするのですが、
慣れとは恐ろしいもので、今は音教が月20公演以上あってもそれほど物怖じしなくなりました。
逆に一週間本番がないと、ちょっと調子が狂いそうです。

そして、最近は2ndパートより1stをやる機会が格段に増えたのですが、連続的にやることによってオケの中の立ち位置が以前よりだんだん見えるようになり、鳴らし方も徐々にですが慣れてきました。
とはいっても、未経験の曲をやる時や、他のオケに1stでお邪魔するときはやはりかなりドキドキしますが…。

少し振り返ると、6月末のニューフィル千葉のコンサートで「魔弾の射手」序曲があり、高校生の時から何度も何度もCDで聴いてずっと憧れていたあのソロを実際に演奏する機会に恵まれました。
弦楽器が激しくうごめく中、クラリネット一本で、どこまで雰囲気を、聴衆を、音楽を、引き寄せそして次の音楽に繋ぐことができるのか…。
これはいくらオケスタとして練習しても、たとえ先生のレッスンを受けたとしても到底分かるものではなく、自分自身が実際にオケの中で吹いて初めて見えたこと、感じたことが沢山ありました。本当に貴重な経験となりました。
本番一回序曲だけ、ではなく、いつか普通のオペラ座のように、全幕を毎日やりたいものです。

その本番の3日後にはモーツァルトレクイエムのリハーサルがあり、今までずっと吹く機会のなかった人生初のバセットホルンを吹きました。
実際には1か月ほど前から準備を始めましたが…バセットホルン、F管ということもあってかなり色々葛藤し悩まされました。音色は好きなんですけどね。。
でも今回マウスピースもリガチャーもリードも全部買ったので、もしまた機会があれば…やりたい…かな^^;


今年の夏は、お知らせできる演奏会は少ないのですが、音楽や、音楽以外のことも含めてかなり充実しそうです。
ここでの頑張りが、秋以降の生活に結びついていくと思っています。

というわけで、明日からC'est reparti!
暑い夏になりそうです。