Opéra

先週の土曜日、今シーズン最後のオペラを見にガルニエのオペラ座に行ってきました。
演目は「コシ・ファン・トゥッテ」。シーズン最後に相応しい素晴らしい歌手陣と演出、そしてオーケストラだったと思います。
指揮はPhilippe Jordan。チェンバロの弾き振りをしていて、素早い展開にこちらも目が離せませんでした。

今まで何回ここに来たのかもう数えきれません。ほとんど毎日公演しているオペラとバレエ、そして年に数回行われる室内楽にオーケストラ…。パリ管よりもラジオフランスよりも、ここオペラ座（Opéra national de Paris）の演奏会に一番通っていたと思います。

こちらがバスティーユのオペラ座（パリにはオペラ座が２つあるんです）。レッスンもここの楽屋でやる事が多く、たまにレッスン前後にリハーサルを見学させてもらった事も何度かあって、本当に多くの事を学ばせていただいた場所です。先生達にはどんなに感謝してもしきれません。
およそ2年半にわたる留学生活は、いつも人との出会いに恵まれていて、だからこそ私はここまで来れたのだと思います。
沢山の感謝の気持ちを胸に、私はこの夏いよいよ日本に完全帰国します。